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メールマガジン『人口を読む』 バックナンバー(vol.76〜)


当社では人口動態統計から社会現象などを読み解くメールマガジン『人口を読む』を発行しています。

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vol.76

ちょっと前だけど、日テレ系で『14歳の母』という番組をやっていました。
見たことはありませんが、ストーリーの想像はつきます。14歳で母親になる ってことです。うわぁですね。
実際、どうなんだろうと、調べてみました。
   【母の年齢別・出生数の年次推移】

      総数  14歳以下 15〜19歳  20〜29歳  30〜39歳 40歳以上 昭和45年 1,934,239  12   20,165  1,464,418  438,956  10,408   50年 1,901,440   9   15,990  1,493,665  382,723   9,046   55年 1,576,889  14   14,576  1,107,058  448,062   7,169   60年 1,431,577  23   17,854   930,226  474,967   8,469 平成2年 1,221,585  18   17,478   742,853  448,403  12,811   7年 1,187,064  37   16,075   686,228  471,826  12,886   12年 1,190,547  43   19,729   632,194  523,310  15,250   17年 1,062,530  42   16,531   467,463  558,140  20,348   18年 1,092,662  41   15,933   465,995  588,546  22,137
                     *平成18年度人口動態統計より
ビックリするようなことはありませんでした。
ヤンママは減少傾向。
そういえば、杉田かおるで話題になった『三年B組金八先生』のオンエアは、 昭和55年ですが、ブームになるようなことはなかった。むしろ、大変だよねと、 減ったような感じすらあります。そういうものですね。
むしろ、特筆すべきは、高齢出産。
100歳以上のお年寄りが約25,000人ですから、40歳以上で出産している人と出 会う確率に等しくなりました。
だから、番組的には、こっちのほうが数字が取れるような…どうでもいいです か?

vol.77

前々回に、都道府県別の人口ランキングを掲載しました。
1位はもちろん、東京都です。常識ですよね。
ところが、昔のデータを調べていたら、我が国で一番人口が多かったのは、新 潟県だったことがあると判明いたしました。

   にいがたぁ??

思わず見直してしまいました。
   【 都道府県別人口ランキングの推移(単位;千人)】

      1888(明治21)年  1920(大正9)年  2006(平成18)年
   総数       39627        55963       126154
   1位  新潟県  1663   東京府  3699   東京都  12405
   2位  兵庫県  1511   大阪府  2588   神奈川県 8710
   3位  愛知県  1436   北海道  2359   大阪府  8642
   4位  東京府  1354   兵庫県  2302   愛知県  7136
   5位  広島県  1291   福岡県  2188   埼玉県  6989
   6位  大阪府  1242   愛知県  2090   千葉県  5999
   7位  福岡県  1210   新潟県  1776   北海道  5585
   8位  千葉県  1159   長野県  1563   兵庫県  5506
   9位  長野県  1108   静岡県  1550   福岡県  5015
   10位  岡山県  1059   広島県  1542   静岡県  3719

   43位  山梨県   443   福井県   599   福井県   808
   44位  宮崎県   404   山梨県   583   徳島県   801
   45位  鳥取県   394   沖縄県   572   高知県   787
   46位  沖縄県   374   奈良県   565   島根県   732
   47位  北海道   309   鳥取県   455   鳥取県   600

 (1888年は総務庁「日本長期統計総覧」1920・2006年は「国勢調査」より)
へぇ〜、ちょっとビックリです。
山本五十六・三波春夫・ジャイアント馬場・そして田中角栄を輩出した新潟県 が1位。昔は、第三次産業が発達しておらず、農業が中心だったので、こうい う分布になっていたのでしょうね。神奈川・埼玉がベスト10に入っていません。
そして、1888年は北海道がなんと最下位。
おそらく、寒さに追いついていけない現実があったことと思います。海峡がカ ベになっていたでしょうしね。
近年では、橋がカラ回りした感のある四国勢の停滞が目につきます。
直接に橋が架からなかった高知・徳島の過疎化が余計に進んでしまったという ことなのかな?そういう意味では、行政の「長」は手腕の見せどころかもしれ ませんね。東国原旋風が、人口増にどう影響していくかを見守りたいところで す。
ちなみに、東京が「府」から「都」に変わったのは昭和18年のことだそうです。
今回は、「へぇ〜」ばなしでありました。

vol.78

平成元年7月の参議院選挙では、土井たか子率いる社会党のマドンナ旋風が吹 き荒れ、全議席の24.1%を女性議員が占めるようなりました。「山が動いた」 は、名セリフとして記憶に残っています。
ここで一気に流れが変わると思われたのですが、その後の女性政治家の台頭は 芳しくありません。
   【 総選挙における女性候補者・当選者の占める割合 】

             候補者の占率  当選者の占率
  昭和61年7月 衆議院    4.2%     1.2%
  平成元年7月 参議院   21.8%     17.5%
    2年2月 衆議院    6.9%     2.3%
    4年7月 参議院   19.2%     10.3%
    5年7月 衆議院    7.3%     2.7%
    7年7月 参議院   21.9%     16.7%
    8年10月 衆議院   10.2%     4.6%
    10年7月 参議院   23.2%     15.9%
    12年6月 衆議院   14.4%     7.3%
    13年7月 参議院   27.6%     14.9%
    15年11月 衆議院   12.9%     7.1%
    16年7月 参議院   20.6%     12.4%
    17年9月 衆議院   13.0%     9.0%

            *平成19年版「男女共同参画白書」より
以前のように、そもそもの候補者がいないということはなくなってきましたが、 まだまだ女性の政治参加熱が高くないというのが現状でありましょう。
これを海外と比較すると、以下のようになります。
   【 女性の社会進出についての国際比較 】

          国会議員占率 閣僚占率  就業者占率 管理者占率
 日本          9.4%   11.1%    41.4%   10.1%
 ノルウェー      37.9%   47.4%    47.1%   30.5%
 スウェーデン     47.3%   45.5%    47.8%   29.9%
 ドイツ        31.6%   38.5%    44.9%   37.3%
 フランス       12.2%   46.7%    45.6%    7.0%
 英国         19.7%   34.8%    46.5%   34.5%
 米国         16.2%   29.4%    46.4%   42.5%
 オーストラリア    24.7%   16.7%    44.9%   37.3%
 韓国         13.4%    5.0%    41.7%    7.8%
 フィリピン      15.3%    9.1%    38.5%   57.8%
 シンガポール     21.2%    0.0%    41.5%   25.9%
 マレーシア       8.9%    9.4%    35.9%   23.2%

            *平成19年版「男女共同参画白書」より
こうして見ると、対応の遅れはそもそもの就業者占率の低さにあるのでしょう し、その原因が、女性の社会的な地位向上を目指す政治の立ち遅れであると指 摘されても仕方がないところでは。
だからこそ、女性を登用せねばならないという世間の空気が醸成されているの も事実です。女性は大きなウソをつかないから、政治家に向いていると言った 人もいますしね。
週末の参議院選挙には、史上二番目の24.1%、91人の女性が立候補したといい ます。自民党が13人、民主党は19人。この差が結果にどう表れるか、注目した いと思います。

vol.79

選挙の後始末をしておきます。
前号で、女性候補者が91人で、全体の占率が24.1%というのは、社会党のマド ンナ旋風以来だと書きました。
その結果、当選者が史上最高の26人。当選者に占める女性議員の割合が21.5% ということです。
まだまだだとはいえ、欧米の水準に追いつき始めたといえるでしょう。
   【2007参議院選挙における党派別女性候補と当選者】

           選挙区       比例区
         候補者 当選者   候補者 当選者
   自民党     3   2    10   6
   民主党    11  10     8   4
   公明党     1   0     3   1
   共産党    14   0     8   1
   社民党     4   0     2   0
   国民新党    5   1     2   0
   新党日本    0   0     0   0
   女性党     0   0    12   0
   その他     6   1     2   0
   合計     44  14    47  12
注目すべきは、自民党も民主党も選挙区では、女性候補者がほとんど負けなか ったということです。(自民党は山形県で同じ女性の民主党候補に敗れました。 また、民主党は安倍総理のお膝元山口県のみが黒星です)
実は、高齢社会ということで、20歳以上の有権者に絞ると600万人以上も女性 のほうが多いという現実があります。そして、この傾向(高齢化)はますます 強まっていく。となれば、女性候補者の存在意義は、今後さらに高まっていく ことが予想されるのです。
衆議院解散に向けて、女性候補を整えたほうが、勝利をつかむのは間違いない と断言しておきましょう。政治と金の問題が叫ばれるときに、女性議員のほう が身ぎれいである可能性が高いというのも関係しているのです。

vol.80

7月26日、厚生労働省から「平成18年簡易生命表」が発表されました。
これにより、現時点での世界平均寿命暫定ランキングが決まっています。
日本は男性が前年4位から2位へアップ。女性は22年連続の世界一ということ です。
     <男性>
  1位 アイスランド  79.4歳 (06年)
  2位 日本      79.00歳(06年)
  3位 スイス     78.7歳 (05年)
  4位 スウェーデン  78.50歳(06年)
  5位 イスラエル   78.3歳 (05年)

     アメリカ合衆国 75.2歳 (04年)
     中国      69.63歳(00年)
     インド     61.6歳 (98〜02年)
     ロシア     58.8歳 (03年)



     <女性>
  1位 日本      85.81歳(06年)
  2位 スペイン    83.9歳 (05年)
     スイス     83.9歳 (05年)
  4位 フランス    83.8歳 (05年)
  5位 アイスランド  83.0歳 (06年)
     オーストラリア 83.0歳 (04年)

     アメリカ合衆国 80.4歳 (04年)
     中国      73.33歳(00年)
     インド     63.3歳 (98〜02年)
     ロシア     72.0歳 (03年)

       *カッコ内は作成の基礎となった期間
人口大国といえば、中国・インドですが、我が国との平均寿命を比較しますと、 相当な開きがあります。
しかしながら、この差はどんどん縮まるものであり、21世紀は世界規模で「高 齢化」がテーマとなるのは間違いありません。

vol.81

ギネスブックによれば、世界一の長寿記録は、122歳と164日でフランスのジャ ンヌ・カルマンさん(故人・女性)で、第二位が日本の泉重千代さん(故人・ 男性)の120歳237日だということです。
120歳超えは、この二人だけ。現代の医学では、細胞の衰えを考えると、この 120歳が限界であろうとも言われています。いずれにせよ、すごいことですね。
先月、厚生労働省から発表された『平成18年簡易生命表』の中に、「特定年齢 まで生存する者の割合」というデータが公表されております。
    【 生命表上の特定年齢まで生存する者の割合(単位:%)】

           <男性>           <女性>
        40歳 65歳 75歳 90歳   40歳 65歳 75歳 90歳
   昭和22年 68.0 39.8 18.5  0.9   70.9 49.1 29.0  2.0
     30年 87.0 61.8 34.6  2.7   89.0 70.6 47.6  6.2
     40年 92.6 69.1 39.9  2.3   95.0 80.0 57.1  6.5
     50年 95.1 76.8 51.0  5.4   96.9 86.1 67.8 12.0
     60年 96.7 81.1 60.2  9.4   98.0 90.1 76.9 21.2
   平成7年 97.2 83.3 63.8 12.8   98.4 91.6 81.2 30.9
     17年 97.7 85.7 69.3 19.3   98.7 93.1 85.1 42.7
     18年 97.8 86.1 70.3 20.6   98.7 93.3 85.5 43.9
女性が90歳まで生きる確率は、なんと43.9%!90歳ですよ!!10年前と比べて も、著しい伸びを示しているのが分かります。年金も破綻するわけですよね。
ただし、この数字も生きている確率というだけで、その人が健康だとは限りま せん。だから、医療保険のほうも心配だし、在宅介護や養護老人ホームのビジ ネスがクローズアップされるのも必然なのであります。

vol.82

揺れる大相撲。今回は、大相撲の人口を調べました。
九月場所を間近に控え、休場の横綱・朝青龍を含め、番付に名前を連ねている のは、以下のとおりです。
     【 九月場所番付人数 】

     幕内    42人(13人)
     十両    28人  (6人)
     幕下   120人(20人)
     三段目  200人(16人)
     序二段  256人  (5人)
     序ノ口   77人  (1人)
     合計   723人(61人)

       *インターネット調べ、カッコ内は外国人力士
ちなみに、プロ野球選手が十二球団で832人。一軍選手枠が1チーム25人 なので、育成選手を含む二軍選手が532人ということになります。
サッカーの場合、J1に18チーム575人、J2に13チーム406人。 つまり、この国内三大プロスポーツは、700〜900と似たような競技者人 口となっていました。
違うのは、相撲にフランチャイズの概念がないこと。 だから、巡業が大切なんですね。
お相撲さんで、多いように思える外国人力士が一割に満たないのは意外でした。 61人中34人を占めるモンゴル人が、ひたすら強いから、目立っているのです。
外国人力士が少ない理由は、2002年に設けられた一つの部屋に一人までの外国 人制限枠のためです。国内で新弟子を集めようにも、なり手がいないのに、お かしな話です。相撲には、ごっつあん体質も含め、おかしなことがたくさんあ るのであります。

vol.83

世界で一番長生きしている男性は、宮崎県都城市に住む111歳の田鍋さんで、 先日、東国原知事が顔写真入り記念切手とお祝い金を持って訪問したとの新聞 記事が載っていました。
そこで、都道府県別の平均寿命を調べたところ、ちょっと古い平成12年の厚生 労働省のデータで、以下のとおりとなっていました。

       男性        女性
   1位 長野県 78.90歳  沖縄県 86.01歳
   2位 福井県 78.55歳  福井県 85.39歳
   3位 奈良県 78.36歳  長野県 85.31歳

首都圏では、わずかに男性で神奈川県が5位、埼玉県が10位とベストテン入り していますが、そのほかはなし。総じて、空気がきれいないわゆる地方都市が 上位に並んでいます。そりゃあ、そうでしょうね。ストレスも少なそう。
次に、100歳以上の人が、どのくらいいるのかをみてみましょう。
   【 性別100歳以上人口(1965年〜2006年)】

年次    総数          男性        女性   女性の占率
1965年   198         36        162     81.8 %
1970年   310         62        248     80.0 %
1975年   548         102        446     81.4 %
1980年   968         174        794     82.0 %
1985年  1,740         359       1,381     79.4 %
1990年  3,298         680       2,618     79.4 %
1995年  6,378        1,255       5,123     80.3 %
2000年  13,036        2,158       10,878     83.4 %
2001年  15,475        2,541       12,935     83.6 %
2002年   17,934        2,875       15,059     84.0 %
2003年   20,561        3,159       17,402     84.6 %
2004年  23,038        3,523       19,515     84.7 %
2005年  25,554        3,779       21,775     85.2 %
2006年  28,395        4,150       24,245     85.4 %

           *厚生労働省老健局「全国高齢者名簿」による。
        各年9月30日現在。海外在留邦人除く
40年前はほとんど見られなかった100歳以上のお年寄りが、今年は3万人を超 える勢い。大半が女性だというのも、なるほどといったところ。
年金…そりゃあ気になりますよねぇ。

vol.84

都道府県別に、死亡数を人口で割った死亡率(粗死亡率)を比較すると、それ ぞれの年齢構成に差があるため、高齢者の多い都道府県の死亡率が高くなり、 若年者の多いところでは低くなる傾向が否めません。
そこで、地域間の状況を比較できるよう年齢構成を調整し、揃えた死亡率のこ とを年齢調整死亡率と言います。
この指標を用いることで、年齢構成の異なる集団についても、同じ条件のもと、 よりリスクが高いものを比較することができるのです。
先日、厚生労働省より5年ぶりに死因別の都道府県別年齢調整死亡率が公表さ れました。悪性新生物に関するワースト3を5年前と比較して、ピックアップ いたします。
         【 悪性新生物・全体(単位:人口十万対)】

         <男性>            <女性>
      平成12年    平成17年    平成12年    平成17年
  全国     214.0     197.7      103.5      97.3
  1位 大阪府 245.0 青森県 234.1  大阪府 117.2 大阪府 107.0
  2位 佐賀県 241.8 大阪府 221.8  東京都 111.6 佐賀県 106.1
  3位 青森県 240.2 長崎県 220.6  福岡県 111.5 福岡県 103.4
  47位 長野県 179.2 長野県 163.9  島根県  86.9 岡山県  82.8
異変が起きました。王者大阪府の牙城が、男性の部で青森県に崩されたのです。 全体には、改善傾向にあるのも分かります。男女の比較では、倍違うってこと ですね。これは、平均寿命の男女差に大きく関与しています。

         【 肺の悪性新生物(単位:人口十万対)】

         <男性>            <女性>
      平成12年    平成17年    平成12年   平成17年
  全国     46.3      44.6      12.3     11.7
  1位 滋賀県 56.1 和歌山県 55.0  大阪府 15.9 大阪府 15.3
  2位 長崎県 55.9 長崎県  53.9  福岡県 14.9 沖縄県 14.5
  3位 沖縄県 55.0 奈良県  53.4  京都府 14.8 福岡県 14.0
  47位 長野県 34.6 長野県  32.4  香川県  9.2 富山県  8.3
これは、喫煙率と大いに関係ありと疑われるところです。だから、男女でこれ ほどまでの差になるのでありましょう。
長野県男性の肺がんリスクの低さは、全体の数字に貢献しています。
         【 胃の悪性新生物(単位:人口十万対)】

         <男性>            <女性>
      平成12年   平成17年    平成12年   平成17年
  全国     39.1     32.7      15.3     12.5
  1位 秋田県 51.5 秋田県 47.4  秋田県 19.2 石川県 15.3
  2位 山形県 50.4 新潟県 39.2  鳥取県 19.1 富山県 15.1
  3位 栃木県 47.2 栃木県 38.9  岐阜県 18.8 山形県 15.0
                           滋賀県 15.0
  47位 沖縄県 21.7 沖縄県 19.2  沖縄県  7.7 沖縄県  6.2
塩分摂取と因果関係ありとされている胃がんは、東高西低と言われておりまし たが、少しずつ変化の兆しも見られます。
ライフスタイルがむしろ米国寄りの沖縄県は、胃がんの後進県(?)であります。

         【 大腸の悪性新生物(単位:人口十万対)】

         <男性>            <女性>
      平成12年   平成17年    平成12年   平成17年
  全国     23.7     22.4      13.6      13.2
  1位 秋田県 29.6 青森県 27.5  秋田県 17.6 和歌山県 16.7
  2位 青森県 28.7 岩手県 25.9  山形県 16.4 岩手県  15.5
  3位 北海道 26.4 北海道 25.8  岩手県 15.4 青森県  14.8
     宮城県 26.4
  47位 熊本県 18.0 愛媛県 16.8  沖縄県 10.4 香川県   9.8
ここへは、ニューフェイスの岩手県や北海道が登場します。乳製品と関係があ るのでしょうか?興味深いところです。

vol.85

福田政権が誕生しました。
初の戦後生まれである53歳の安倍元総理から71歳の福田総理へのバトンタッチ は、世の中の「世代交代」という流れからは違和感があります。
そこで、有力政治家の生まれた年を調べてみました。
         自民党           その他
   昭和2年                綿貫民輔
     7年                渡部恒三
     10年                羽田 孜
     11年 福田康夫・山崎 拓    亀井静香・冬柴鉄三
     12年 森 喜朗・河野洋平
     13年 与謝野 馨
     14年 加藤紘一         平沼赳夫・亀井久興
     15年 麻生太郎・古賀 誠
     16年 武部 勤            江田五月
     17年 小泉純一郎・高村正彦        小沢一郎
     19年 中川秀直・町村信孝        田中真紀子
     20年 谷垣禎一・平沢勝栄        太田昭宏
     21年                管 直人
     22年                鳩山由紀夫
     23年 舛添要一・鳩山邦夫<
     24年 甘利 明
     27年 小池百合子
     28年 中川昭一           岡田克也
     29年 安倍晋三           志位和夫
     30年                福島瑞穂
     31年                 田中康夫
     32年 石原伸晃・石破 茂
     34年 片山さつき
     35年 野田聖子        長妻 昭・辻元清美
     37年                前原誠司
     38年 河野太郎
     39年                枝野幸男
     42年                蓮 舫
頭が詰まっているせいか、自民党の若手に有力な議員が少なく、今回の後戻り で余計に頼りない印象を強めてしまったようにも思えます。
さて、以前に昭和22〜24年生まれのいわゆる「団塊の世代」は、競争力が強く、 スポーツや芸能の世界では人材が溢れているということを書きましたが、政治 家については、ちっとも名前が上がってこないのが分かります。
数は多いのに、リーダー不在という現象は、とっても不思議。このあたりに人 がいないことが、先祖還りした理由でもあるのです。

vol.86

今回は、ボクシングの話です。

いるもんですね、プロボクサー。昨年のライセンス保持者が3,223名とのこと で、プロスポーツではその人数で最大規模の業界と思われます。

ボクシングジムも、ほとんどのエリアに存在し、全国になんと277もありまし た。大手は、協栄とか帝拳ですが、相撲部屋ほどには有力選手が集中していま せん。

こうしたジムが、持ち回りでプロモーターを行うことになっているらしく、会 長には経営センスも求められます。このあたり、どろどろしたものを感じます ね。小さなジムだと、マッチメイクができないような。技術指導だけでは、限 界があり、スポンサーもまた重要である…。


階級は、以下のように細分化されております。
   ミニマム級       47.6Kg以下
   ライト・フライ級    48.9Kg
   フライ級        50.8Kg
   スーパー・フライ級   52.1Kg
   バンタム級       53.5Kg
   スーパー・バンタム級  55.3Kg
   フェザー級       57.1Kg
   スーパー・フェザー級  58.9Kg
   ライト級        61.2Kg
   スーパー・ライト級   63.5Kg
   ウェルター級      66.6Kg
   スーパー・ウェルター級 69.8Kg
   ミドル級        72.5Kg
   スーパー・ミドル級   76.2Kg
   ライト・ヘビー級    79.3Kg
   クルーザー級      86.1Kg
   ヘビー級        86.2Kg以上
食前と食後でかる〜く1キロ変わってしまう私には、この分類が信じられな〜 い。格闘技好きで、モリモリ食べるオトコは相撲やK1へってことでしょう。 身長が175センチを超えると、体重維持が難しいというのも伝わってきます。

機構には、WBAとWBCがあるので、世界チャンピオンがたくさんいるのが 分かります(最大34人)。白井義男の時代は、全8階級に一人ずつしか存在 しなかったと言いますから、随分安っぽくなってしまったのは否めません。競 技人口も増えてはいるようですが…。


日本ボクシングコミッション(JBC)のサイトを覗いてみると、いろいろ楽 しめました。その中から二つ。

「招聘禁止ボクサー」という項目があって、19人のタイ人ボクサーが列挙され ていました。KO負けが続いているかませ犬ってことでしょうか?タイ人限定。 このあたり、デビューから8戦連続でタイのボクサーとマッチメイクされてい た亀田興毅への批判にも繋がっていきます。

「公示」というコーナーには、「コンタクトレンズ装用の禁止」という通達が。 そりゃあ、そうですけど…??そういえば、ちょっと前に、かつらも反則だっ て、言ってました。

なんでもアリだと思っていたら、安全面への配慮(たとえば、KOされたボク サーは三ヶ月試合ができない)から、むしろルールでたっぷり縛られた世界で あると、再認識いたしました。本気でケンカだと考えていると、ギャップがあ るでしょうね、きっと。


(つづく)


vol.87

元日に厚生労働省から発表された人口動態統計の速報によると、平成19年は、

   出生数  1,090,000人
   死亡数  1,106,000人

で、前年から16,000人の自然減少ということになりました。

人数の多い団塊ジュニア世代が、出産はおろか結婚もしない人が多いため、少 子化に拍車がかかっているのは否めません。
これから、消費税論議と年金破綻問題がさらに大きな政治課題となるのは、間 違いないところでありましょう。


次に、干支の話。

総務省統計局のデータによれば、ネズミ年生まれは十二支の中で四番目に多い 1,069万人だそうです。一番多いのは、イノシシの1,164万人、少ないのがウマ 年の1,012万人だということ。年代別に見てみましょう。

 生まれた年  人数(万人) その年生まれた有名人   平成8年   120   昭和59年   148  ベッキー・えなりかずき・木村カエラ・若槻千夏   昭和47年   199  木村拓哉・中居正弘・常盤貴子・平井堅   昭和35年   154  コロッケ・久本雅美・黒木瞳・山田邦子   昭和23年   227  鈴木宗男・舛添要一・五木ひろし・都はるみ   昭和11年   142  福田康夫・長嶋茂雄・桂歌丸・立川談志   大正13年    69   明治45年・    大正元年   9   総数    1,069

ネズミ年の人は、顔がそんな感じに見えるのは、気のせいでしょうか?

明治45年・大正元年(1912年)生まれの人も、9万人いるとのこと。今年96歳 です。驚きです。


最後は、新成人についてです。

これも総務省統計局のデータから。過去20年の新成人人口の推移です。
     【 新成人人口の推移(単位;万人)】

   年次     総数     年次     総数    平成元年   186      平成11年   170      2年   188        12年   164      3年   194        13年   157      4年   199        14年   152      5年   204        15年   152      6年   207        16年   152      7年   201        17年   150      8年   189        18年   143      9年   183        19年   139      10年   174        20年   135
減ってますね、平成6年と比べて三分の二に。これが、労働力の不足に繋がっ ていくのは、間違いのないところです。
人口については、将来の構成がハッキリと見えるだけに、将来をしっかり見据 えての対策が重要なのであります。担当の省庁はあるんだけど…。


(つづく)


vol.88

“中東の笛”のお蔭で、一気に脚光を浴びたハンドボールでありましたが、韓 国のカベは高く、男女とも勝てませんでした。世界選手権での健闘を祈りまし ょう。

さて、少子化が叫ばれて久しいのですが、スポーツの競技人口は、どうなって いるのでしょうか?調べてみました。

  【 種目別スポーツ推計実施人口(2004年)】

   1位 ウォーキング      2,388万人    2位 ボウリング       1,971    3位 水泳          1,255    4位 ゴルフ         1,164    5位 バドミントン       939    6位 卓球           889    7位 サッカー         749    8位 野球(軟式を含む)    726    9位 スキー          691    10位 バレーボール       646    11位 バスケットボール     571    12位 ソフトボール       562    13位 硬式テニス        501    14位 登山           489    15位 スノーボード       393    16位 ソフトバレーボール    375    17位 グラウンドゴルフ     366    18位 スケート         308    19位 綱引き          298    20位 軟式テニス        263    21位 エアロビックダンス    262    22位 フットサル        240    23位 陸上競技         215    24位 社交ダンス        164    25位 剣道           135    26位 ゲートボール       132    27位 柔道            68    28位 体操            61    29位 ラグビー          42    30位 ボート           18
        (インターネット「社会実情データ図録」より)

中高年になってもやれるスポーツが上位ですね。

書店に行って、スポーツ専門誌のコーナーに「ジョギング」や「トレッキン グ」など、何でこんなものがあるのだろうと思っていましたが、競技人口を見 れば、なるほどです。

ゲートボールはイメージ作りに失敗したようです。

代わっての注目は、ボウリングと社交ダンス。定年後の団塊世代は、まだまだ オシャレであります。

卓球は、国土の狭い日本人にとってのテニスです。これは、イメージが変わり ました。個人的に四元奈生美選手を応援しています。

こうやって見ると、陸上競技の底辺の狭さを感じます。定義の違いはあるかも しれませんが、意外でした。

柔道・剣道は、警察官が支えていると思われます。

亀田のボクシングも朝青龍の相撲も当然のランク外。

ハンドボールは、おおよそ8〜9万人といったところだそうです。
だから、観客が一万人を超えた日韓戦は、本当にスゴイことだったのでありま す。


(つづく)


vol.89

週刊朝日の2月8日号に、「がんと生きる がんに生きる」という特集が組ま れ、18人の著名人が登場していました。

   鈴木宗男(59歳・政治家)胃がん    内海桂子(85歳・漫才師)乳がん    ますい志保(39歳・「ふたご屋」ママ)子宮体がん    泉アキ(57歳・タレント)乳がん    関原健夫(62歳・実業家)大腸がん    宮崎学(62歳・作家)前立腺がん    ピーコ(63歳・服飾評論家)悪性黒色腫    中原ひとみ(71歳・女優)大腸がん    上坂冬子(77歳・作家)卵巣がん    小西博之(48歳・俳優)腎臓がん    豊田泰光(72歳・プロ野球)大腸がん    東松照明(78歳・写真家)前立腺がん    山本集(67歳・画家)膀胱がん    藤原喜明(58歳・プロレス)胃がん    山中恒(76歳・作家)膀胱がん    宮川花子(52歳・漫才師)胃がん    宮崎ますみ(40歳・女優)乳がん    岩下修一(34歳・プロ野球)急性骨髄性白血病
ひとくちに“がん”といっても、いろんな部位にできるものだということを改 めて実感します。

そして、若い人も少なくない。

今号の特集は、第二弾とあったので、昨年11月に第一弾で掲載されていた21人 も調べてみました。

   小橋建太(40歳・プロレス)腎臓がん    森 喜朗(70歳・政治家)前立腺がん    洞口依子(42歳・女優) 子宮がん    横澤 彪(70歳・プロヂューサー)悪性リンパ腫    橋本久美子(66歳・元首相夫人)乳がん    鳥越俊太郎(67歳・ジャーナリスト)直腸がん肺転移    カシアス内藤(58歳・ボクシング)咽頭がん    仁科亜季子(54歳・女優)子宮頸がん    山田邦子(47歳・タレント)乳がん    アグネス・チャン(52歳・歌手)乳がん    高杢禎彦(45歳・歌手)胃がん    関口照生(69歳・写真家)胃がん    盛田幸妃(38歳・プロ野球)髄膜腫(ただし良性脳腫瘍)    寺内タケシ(69歳・ギタリスト)S字結腸がん    大橋巨泉(73歳・タレント)胃がん    俵萠子(77歳・評論家)乳がん    梶原拓(74歳・元岐阜県知事)前立腺がん    岸本葉子(46歳・エッセイスト)虫垂がん    大空眞弓(67歳・女優)多重がん(乳・胃・食道)    逸見晴恵(58歳・エッセイスト)子宮がん    仙谷由人(62歳・政治家)胃がん
掲載されているのは、克服した人や闘病中の人で、いわゆる“助かった”人た ち。
共通するキーワードは、「明るくて前向き」ということです。

雑誌の取材を受けて、語れるんだから、そうですね。
病気の体験を受けて、講演活動をしている人もたくさんいました。
筆者の知る限り、がん闘病体験者はまだまだ大勢います。

   赤塚不二夫、綾戸智絵、石坂浩二、市川団十郎、忌野清志郎、梅宮辰夫、
   大竹しのぶ、大山のぶ代、小椋桂、小沢一郎、音無美紀子、角川春樹、
   樹木希林、岸井成格、ケーシー高峰、小堺一機、小林克也、三遊亭円楽、
   柴田恭兵、島倉千代子、杉原輝男、曽我ひとみ、立川談志、筑紫哲也、
   中原ひとみ、倍賞美津子、平幹二朗、平松愛理、藤村俊二、三田佳子、
   向井亜紀、吉井怜、吉川なよ子、吉田拓郎、与謝野馨、渡哲也、渡辺謙、
   渡辺恒雄、和田アキ子…

ジャイアンツV9達成は、ついこの間のことのようにも思えますが、ベストナ インのうち、三人もが“がん体験者”です。
   堀内恒夫(60歳)大腸がん
   王  貞治(67歳)胃がん
   土井正三(65歳)膵臓がん
長寿社会はまた、病気との闘いでもあるのです。


(つづく)


vol.90

「ホホイのホーイでもう一杯〜♪」というコマーシャルを覚えているあなた、 50歳以上ですね。

私たちが子供のころ、ジュースは粉末が常識でした。甘いものなら何でも嬉し かったおっちょこちょいの私は、袋から直接粉を舐めて、オレンジ色に染まっ た舌を自慢げに見せびらかしていたものです。『ワタナベのジュースの素(も と)』。

ある日、これに含まれている人口甘味料の“チクロ”に発がん性の疑いがある という話になって、お菓子屋さんの店頭からサーっと引いていきました。

   「エーっ!あんなに飲んだ(舐めた)のに、今さら…」

だから、たいしてビックリしません、ギョーザ事件。加工されたものを食べる って、そういうことです。

驚くべきは、そんなものまで国内で作られていないってことです。輸送コスト よりも人件費ってことなんでしょうか?ギョーザなんて安いのに、不思議です ね。


そこで、今回は世界各国の食料自給率をカロリーベースで比較してみました。
   【 主要先進国の食料自給率の推移 単位:%(農林水産省調べ)】

           1963年  1973年  1983年  1993年  2003年    オーストラリア  225    240    264    263    237    カナダ      161    136    174    154    145    フランス      98    118    128    133    145    ドイツ       75    72    79    92    84    イタリア      83    73    82    77    62    オランダ      64    72    77    78    58    スペイン     108    93    88    93    89    スウェーデン    83    93    103    87    84    英国        43    52    69    73    70    アメリカ     120    125    123    122    128    日本        72    55    52    37    40
我が国も、70%を超えていたときがありましたが、近年はずっと40%の低空飛 行を続けています。これは、先進国の中で、群を抜いて悪い結果です。英国と 数字の動きが対照的なのが面白い。いえ、面白くありません。

食品別に見ると、次のようになっています。
  【 我が国の品目別食料自給率 単位:%(平成17年農林水産省調べ)】

     米      95     小麦    14      いも類    81     豆類     7      野菜     79     果実    41      鶏卵     94     肉類    55      牛乳・乳製品 68     魚介類   50      きのこ類   79     油脂類   13
日本人の食卓が欧米風になって、米の消費が半分に落ち込み、肉やパンを好む ようになったことで、海外への依存度が一気に進みました。

学校給食の成果(?)もあって、農業従事者人口は、50年間で五分の一に減っ てしまったのです。これは深刻な問題であります。

食料自給率を再度、上げるためには、食生活の見直しが必要です。

 (1) 肉食を押さえ、自給率の高い野菜や米を中心とすること。
 (2) 食べ残しをなくすこと。
 (3) 地元の食材を活用(地産地消)すること。

今回の事件を機に、それぞれで考えてみましょう。


(つづく)


vol.91

■vol.91■2008/2/21■


『ちりとてちん』の影響でしょうか?落語がブームなんだそうです。

そこで、行ってきました野毛にある“横浜にぎわい座”。
平日昼間の2時開演にも関わらず、ホールはほぼ満席で、ほとんどが老人でし た。客席の色が、茶というかグレーというか、ダークな感じ。座席のちっちゃ なテーブルにお茶のペットボトルやみかんが置いてあって、野球観戦よりも見 る側にとってのコンディションがいいです。

シーンとした中で、構わずおせんべの袋をガサガサ開けるのはご愛嬌。
それぞれの聞こえ方が違いますから。

たいして面白くなくても、笑いへの参加意識は高く、ひとが無防備に笑ってい るのを見るのもまた、楽しいものだと思いました。

ひとつの噺が20〜30分と尺が合わないことと、放送禁止用語の絡みから、テレ ビではなかなか見られない落語ですが、プロの話芸はとても勉強になります。 入場料3,000円も程よく魅力的で、クセになりそう。

将棋指しの私の老後は明るいものであります。


さて、インターネットで落語業界を調べてみました。
インデペンデントのニつを含め、全部で五団体あるようです。
    団体名    会長     真打  二つ目  前座  合計
  (人)
 (社)落語協会   鈴々舎馬風  170  60  20  250
 (社)落語芸術協会 桂歌丸     77  28   6  111
 (社)上方落語協会 桂三枝                 185
  円楽一門会    三遊亭鳳楽   28   9   4   41
  落語立川流    立川談志    14  18  12   44
 (Aコース)
  合計              289 115  42  631
真打の決め方が不透明であると、分裂したのが最近の話です(関西には真打の 区分なし)。

それにしても、全体の人数は大相撲に近いのですが、師匠に比べて弟子が少なく、 バランスの悪い業界ではあります。


(つづく)


vol.92

■vol.92■2008/3/6■
中学生が面倒くさいと思うのは、都合よくオトナになったり、子供になったり するからです。これ、結構、腹が立ちます。

同じような話として、自転車の存在があります。
車両になったり、歩行者になったり…。

自転車が一部の歩道を走ることが認められたのは、昭和53年のことです。
しかし、これも条件があって「道路標識等により通行できるとされている歩道」に限られており、 すべての歩道を走っていいわけではありません。

ましてや、歩道を走る自転車が、歩行者に対してチリンチリンと警笛を鳴らしてはいけないと決められています。

このあたり、自転車に免許証がないせいか、あまり守られていない法規ですね。


さて、都道府県別で、自転車の保有台数を調べました。

     【 都道府県別一人当たり自転車保有台数(平成18年)】 

       ベスト5             ワースト5
   1位 大阪府  0.823台      1位 沖縄県  0.181台
   2位 埼玉県  0.787台      2位 長崎県  0.188台
   3位 東京都  0.694台      3位 鹿児島県 0.312台
   4位 千葉県  0.673台      4位 長野県  0.397台
   5位 香川県  0.653台      5位 群馬県  0.399台

                    (社)自転車協会資料より

九州では、不人気。山間部や地形的に坂道の多いところもダメみたいです。
高齢化が進んだ県では、保有台数の減少が始まっていました。

自転車は平野が拡がっていて、自動車の渋滞が激しい地区で売れるということ が分かりました。 それは、業界の常識なんでしょうね、きっと。


最近では、ガソリン高騰の影響もあってか、電動自転車の売れ行きが好調なん だそうです。 性能が上がり、値段は下がっているというのもありますから。

となると、交通事故が心配ですが、意外にこれが増えていないんです。


(つづく)


vol.93


■vol.93■2008/3/13■

会社の後輩にクルマヅカという珍しい名前の男がおりました。

彼が新入社員のころ、東横線の自由が丘というオシャレな街から電車通勤して おりました。 当時の家賃が三万五千円の安アパート。そして、駐車場の月極め 料金も同じく三万五千円だと言っておりました。 バランス悪いものの、名は体 を表す?

今から25年前の話です。


東京で一人暮らしをしている人が、家を借りるのはなかなか大変ですが、車を 維持するのは、さらに難しい。 いろんなものを我慢しないといけませんから。
その結果、若者を中心にだんだんとクルマ離れも起こっているようです。

     【新車販売台数の年次推移】

         総合計   うち軽自動車
   1999年  5,861,216   1,873,485
   2000年  5,963,042   1,867,925
   2001年  5,906,471   1,847,425
   2002年  5,792,093   1,826,000
   2003年  5,828,178   1,800,863
   2004年  5,853,050   1,890,818
   2005年  5,851,921   1,923,570
   2006年  5,739,407   2,023,520
   2007年  5,353,579   1,919,750

           (社)日本自動車販売協会連合会資料より

人口減少社会と言いながら、輸出の伸びで好調を維持してきた自動車業界とは いえ、 国内市場も横ばいという形で体裁を整えていました。

しかしながら、昨年は1984年以来の550万台割れ。

自動車販売の息切れに、いよいよ格差社会が顕著になってきたことが見てと れます。

家計の中で贅沢を削っていくとなると、クルマが一番目立つということになる のでしょうか? 将来的に、実は暗い話題であります。


ついでに、都道府県別で自動車の保有台数を調べました。

   【 都道府県別一人当たり自動車保有台数(平成19年3月)】

       ベスト5             ワースト5
       1位 群馬県  0.857台      1位 東京都   0.365台
       2位 長野県  0.851台      2位 大阪府   0.431台
       3位 山梨県  0.833台      3位 神奈川県  0.454台
       4位 茨城県  0.818台      4位 京都府   0.522台
       5位 栃木県  0.815台      5位 兵庫県   0.532台


              (社)日本自動車整備振興会連合会資料より


前号と合わせて見てください。

自転車と自動車の保有については、反比例する傾向が強く出ています。


(つづく)

vol.94


■vol.94■2008/4/17■


4月6日から15日にかけて、春の全国交通安全運動が実施されました。

あちこちの交差点で、いつもよりも多くお巡りさんがいるようで、それなりの 効果もあるんでしょうね、きっと。ブレーキに足がかかります。

交通事故については、対策が打ちやすいせいなのか、警察もムキになっている ようです。数値目標があって、人事考課にも繋がっているのでしょう。

実際に全体の件数が減少傾向にあります。

   【 交通事故件数の年次推移(警察庁ホームページより)】
         発生件数   死者数   負傷者数    昭和25年   33,212    4,202    25,450      30年  93,981    6,379     76,501      35年  449,917   12,055    289,156      40年  567,286   12,484    425,666      45年  718,080   16,765    981,096      50年  472,938   10,792    622,467      55年  476,677    8,760    598,719      60年  552,788    9,261    681,346    平成2年  643,097   11,227    790,295      7年  761,789   10,679    922,677      12年  931,934    9,066   1,155,697      15年  947,993    7,702   1,181,431      16年  952,191    7,358   1,183,120      17年  933,828    6,871   1,156,633      18年  886,864    6,352   1,098,199      19年  832,454    5,744   1,034,445

警察庁では、この結果を受けて、昭和60年からのシートベルト着用義務や交通 指導取締りや交通安全教育の成果だと胸を張っているようですが、数字の流れ を読む限り、ピントがちょっと外れているようにも思います。


確かに最近の飲酒取締り罰則強化は、死亡事故減少に影響しているかもしれま せん。しかしながら、交通指導取締りや安全教育は、昔からずっと変わらず続 いていたハズです。


例えば、警察庁で6,352名と発表されている平成18年の交通事故死亡者数が、 厚生労働省の人口動態統計では、9,048名と膨れ上がる。これは、警察庁の数 字が事故後24時間以内の死亡に限定されているということ。ほとんどが、即死 のケースです。病院に搬送されて、医療スタッフが手を尽くしたケースが含ま れないという不合理さがデータの裏に隠れています。

だから、死亡者数の減少は、むしろ1990年後半から普及したエアバックの登場 や医療技術や緊急医療体制の充実によるものと考えらるのであります。


発生件数そのもののの減少は、少子高齢化の影響が大きい。

未熟で乱暴な運転者が多いと思われる若年層が減ったのは、事故減少に繋がる でありましょう。そういや、暴走族をあまり見なくなったような気がします。 高齢者もだんだん運転しなくなるかもしれませんね。
ガソリンも上がったことだし、平成20年はさらに大きなマイナスへ??


ちょっと前に、個人タクシーに乗ったら凄かった。運転手さんは80歳を超えて いたと思われます。街中を時速30キロでトロトロ走りつつ、曲がるたびに路肩 に乗り上げるというテクニック。う〜ん、大きな事故は起きないんだろうけど …?


(つづく)

vol.95


■vol.95■2008/4/24■


「後期高齢者医療制度」ー名前が悪いと大騒ぎです。

だから、痛みを伴う構造改革だって言ってたんですけどね。やっぱり、伝わっ ていませんでした。いえ、伝えていなかったようにも。

少子高齢社会が進んでいくのだから、「医療」「年金」「介護」が課題となる のは、誰がやっても同じです。

問題は、それを誰が多く負担するのか?

共産党は、法人への課税を求めています。
自民党は、景気後退を気にします。
民主党は、それ以前に節約をしなさいってことでしょう。

国民医療費について、数字を掴んでおきましょう。

       【国民医療費の年次推移】

       国民医療費  国民一人当り 国民所得に対する割合
   昭和30年  2,388億円  2.7千円    3.42%
     35   4,095    4.4      3.03
     40   11,224    11.4      4.18
     45   24,962    24.1      4.09
     50   64,779    57.9      5.22
     55  119,805   102.3      5.89
     60  160,159   132.3      6.13
   平成2年 206,074億円 166.7千円    5.92%
     7  269,577   214.7      7.20
     12  301,418   237.5      8.11
     13  310,998   244.3      8.61
     14  309,507   242.9      8.70
     15  315,375   247.1      8.81
     16  321,111   251.5      8.85
     17  331,289   259.3      9.01

                厚生労働省ホームページより
昭和30年代が、笑っちゃうような金額なのは、65歳以上人口が5%程度であっ たことによるもの。負担する人が大勢いて、支払を受ける人が非常に少ないと いう理想的な状況のもと、昭和36年に国民皆保険といわれる制度が確立したの です。

これは、我が国が世界一の長寿国となったことと大いに関係があります。

昭和57年12月まで高齢者医療は無料だったため、「あれ、今日は若林さんは具 合でも悪いのかね?」という病院待合室コントがフツーでありました。

薬もタダなので、もらえるだけもらっておこうということも。

急速に進む高齢化の中、一気にシワ寄せが来ているのです。


(つづく)

vol.96


■vol.96■2008/5/1■


総務省統計局が4月21日に発表した人口推計の確定値によると、75歳以上の人 口割合が初めて10%を超えたんだそうです。いわゆる後期高齢者ですね。

この時期のこういうパブリシティは、援護射撃だと勘繰ってしまいますが、と にもかくにも人口問題研究所の試算を上回るハイペースで、少子高齢化が進ん でいるのは間違いありません。


ここで面白いのは、男性が479万人(男性人口の7.7%)に対し、女性が797万 人(女性人口の12.2%)ということ。

出生時には、5%ほど多く産まれている男性が、75歳以上で比較すると小数派 になってしまうのは、平均寿命の違いとはいえ、不思議な話です。

オンナは死なない。

       【 年齢三区分別人口の推移(単位;千人)】

         総人口   0〜14歳   15〜64歳   65歳以上
   昭和45年  103,720   24,823    71,566    7,331
     50年  111,940   27,232    75,839    8,869
     55年  117,060   27,524    78,884    10,653
     60年  121,049   26,042    82,535    12,472
   平成2年  123,611   22,544    86,140    14,928
     6年  125,034   20,415    87,034    17,585
     7年  125,570   20,033    87,260    18,277
     8年  125,864   19,686    87,161    19,017
     12年  126,926   18,505    86,380    22,041
     15年  127,694   17,905    85,404    24,311
     16年  127,787   17,734    85,077    24,876
     17年  127,768   17,585    84,422    25,761
     18年  127,770   17,435    83,731    26,604
     19年  127,771   17,293    83,015    27,464

                 総務省統計局ホームページより
                 総人口については、推計補正数値を使用
我が国の人口のピークは、平成16年12月の127,838千人でありました。
それ以降、少しずつですが、人口減少に向かい始めております。

さらに言えば、15〜64歳の生産年齢人口のピークが平成7年。そこから見ると、 実に4,245千人もが減っているんですね。これは、静岡県の人口380万人をはる かに上回る数字です。

国内のみを市場とするドメスティックな産業は、軒並み苦しいわけであります。


(つづく)

vol.97


■vol.97■2008/6/13■


「赤い靴〜履〜いてた〜おんなのこ〜♪」

連れて行ったのが、“いい爺さん”か“ひい爺さん”かは迷うところですが、 もしそれが“異人さん”だったら、拉致問題に発展しかねない大問題でありま す。

とはいえ、開港150周年を迎える港町ヨコハマは、外国人を受け入れる街とし て知られています。

実際、ドリームキャッチャー社がある中区は、人口14万3,418人のうち外国人 が15,139人と一割以上を占めており、国際都市の面目躍如といったところです。

青い目の欧米人もさることながら、多いのはやはり圧倒的に中国人(7,218 人)。だから、自転車の台数も多いような気がします。


法務省が、平成19年末現在の外国人登録者数をまとめました。

   【 国籍(出身地)別外国人登録者数の推移(各年末・人)】

 国籍      1992年    1997年    2002年    2007年
 総数     1,281,644  1,482,707  1,851,758  2,152,973
 中国      195,334   252,164   424,282   606,889
 韓国・朝鮮   688,144   645,373   625,422   593,489
 ブラジル    147,803   233,254   268,332   316,967
 フィリピン    62,218    93,265   169,359   202,592
 ペルー      31,051    40,394    51,772    59,696
 米国       42,482    43,690    47,970    51,851
 その他     114,612   174,567   264,621   321,489
毎年、過去最高の人数を更新し続けているのは変わりませんが、今回初めてト ップの座が、韓国・朝鮮から中国へと移りました。その伸びも目覚しく、15年 間で三倍のハイスピード。本国で、人口が爆発していますから、当然の帰結と もいえるでしょう。

国内の人口ピークを越えた日本社会は、これから人口減少に向かいます。

そんな中で、とくに工場における労働力は、外国人に頼らざるを得ないという のが実情です。

もちろん、農業もそうなるでしょう。

法整備も含め、受け容れ態勢の充実が、急がれているのであります。


(つづく)

vol.98


■vol.98■2008/6/27■


今月19日、警察庁が「平成19年中における自殺の概要資料」を発表しました。

これによると、総数は33,093人で前年より938人増加。平成10年から10年連続 で3万人超(外国人を含めた数字)となりました。
自殺者の7割以上は男性で、年代別では50代がトップなのは従来どおりです。

今年から、一つデータの取り方が変わりました。
それは、遺書等の自殺を裏付ける資料により、明らかに推定できる原因・動機 を自殺者一人につき3つまで計上するとしたことです。

詳しく見てみましょう。
   【 平成19年 原因・動機別自殺者数(警察庁発表)】

       〜19歳 20〜29歳 30〜39歳 40〜49歳 50〜59歳 60歳以上
 総数     499   2,991   4,518   4,914   7,096  10,721
 家庭問題    62    248    605     655    765   1,415
 健康問題    153   1,277   1,850   1,829   2,836   6,735
 (うつ病)   (85)  (698)  (996)  (940) (1,271) (2,070)
 経済問題      8    404   1,009   1,542    2,606   1,749
 勤務問題     23    375    546    539    538    186
 男女問題     54    335    299    149    70    42
 学校問題    158    166     10     2     1     1
 その他      41    186    199    198    280    593
前にも書きましたが、自殺の理由第1位は断然「健康問題」です。

今回は、その中で特に「うつ病」が挙げられていますが、これも間違いないと ころでしょう。そういう状態でないと、なかなか死んでしまおうなんて思えま せん。

原因・動機を三つまでとしたのも当然です。

つまり、たった一つだけの理由では、自ら命を絶つという風にはならないハズ であろうからです。

経済問題では、90.4%。勤務問題では91.2%が男性によるもの。
仕事やお金で厳しい状況に追い込まれたとしても、女性のほうが圧倒的になん とかなると考えているようですね。


(つづく)


vol.99


■vol.99■2008/7/31■


夏休みは家出のシーズンです。
どこにでも寝転がれるし、学校が休みというのが大きい。旅行気分になれます。


最近の流行として、プチ家出というのがあるんだそうです。

親に携帯で電話してきて「今日、○○の家に泊まるからよろしく」と。
これを何日も繰り返す。一応、連絡はしたので了解済みの認識。親のほうも呆 れながら「みんなやってる」に騙されてそんなものかと納得してしまうのです。 ちなみに、プチは「プチッ」と携帯電話が切れるからだとか。

『ホームレス中学生』なんかで影響される子供も出てくるかもしれませんね。
困ったものです。

先月、警察庁が平成19年における家出の概要を公表しました。
   【 家出人捜索願受理状況の年次推移(警察庁生活安全局調べ) 】

          総数   男性   女性   成人   少年
   昭和38年  84,198  43,550  40,648  42,482  41,716
     43年  96,069  46,037  50,032  50,940  45,129
     48年  90,447  43,939  46,508  54,179  36,268
     53年  101,047  47,280  53,767  55,357  45,690
     58年  115,236  58,854  56,382  68,309  46,927
     63年  90,490  46,577  43,913  52,912  37,578
   平成5年  81,458  46,145  35,313  55,381  26,077
     10年  89,388  53,469  35,919  63,881  25,507
     15年  101,855  63,819  38,036  78,793  23,062
     19年  88,489  55,611  32,878  68,290  20,199
これは、届出のあったもののみのデータです。プチ家出は含まれていません。
少子化の影響から少年の家出が減少し、総数は減っています。

それにしても、成人の家出って?蒸発ってことなのか?犯罪絡み?

女性の家出が減っていますね。そういえば、自殺も断然、男性が多い。
女性のほうが、現実的ってことなんでしょう。


(つづく)


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