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王興記
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招福門
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杜記
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同發本館
東林
tres
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保昌
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萬珍楼
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味奈登庵
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茘香尊
楽園
利久庵(関内)
リナス・サンドイッチカフェ
龍月食房
昨年2月閉店
龍仙
龍膳
楼蘭

ランチエッセイ「おいしい生活」


当社代表の若林健による中華街探訪のランチエッセイです。
毎週水曜日に更新する予定です。お楽しみに!


はじめに

人生80年として、死ぬまでの食事回数は約八万回ということになる。そのうち、カレーが4,000回、ラーメンが3,000回、寿司が800回ぐらいだろうと、去年までは思っていた。いや、去年の10月まで。ところが、状況が一変した。ここへ来て、中華料理全般の比率が急上昇している。そう、中華街の入口に転居したからだ。ということで、今年から「おいしい生活」と題して、ランチエッセイを綴ることにいたしました。どうぞ、ご愛読のほどお願い申しあげます。

2005/1/14 若林 健

※お店のオススメ度を★で表現しています。5つが満点。
 ただし、オススメ度は味だけのポイントではありませんので、念のため。

中華街のお越しの際、お店選びに困ったら遠慮なくお問合せください。ご予算・人数に応じて、当社がおすすめするおいしいお店をご紹介いたします。
《 ドリームキャッチャー 》 TEL 045-224-5788 / E-Mailken@dream2001.com


目次


第110話【番外編】 「アイスクリン博覧会」〜横浜赤レンガ倉庫イベント広場
2008/8/1



赤レンガ倉庫の広場で、全国のご当地カップアイスを100種類以上集めたとい う『横濱あいすくりん博覧会』が開催されているというので、行ってきました。
いやぁ、あるものですね、変わりだねアイス。さんまアイス、うなぎアイス、 うにアイスだって。きりがないので、とりあえず目に付いた中で、食べられそう でありながらユニークなものを厳選し、10個を事務所へ持ち帰ることにしました。
   <第一回全国選抜アイス選手権>

   主催 ;ドリームキャッチャー
   日時 ;7月31日(木)14時〜15時
   審査員;二名

それでは、第10位からの発表です。
第10位 北海道代表
「かにアイス」
うわぁ、生臭い。でも、甘い。気持ち悪っ。ジンギスカンキャラメル以来の不味さです。「うにアイス」買わなくて良かった!
第9位 愛知代表
「名古屋コーチン
手羽先アイス」
ゴツゴツと手羽先のみじん切り。食感はスルメです。無理に一緒にしなくても…アイスは美味しいんだけどねぇ。
第8位 宮城代表
「牛たんアイス」
結構、入ってますよ、黒っぽいつぶつぶが。しっかり肉の味を主張しています。しなくていいのに。
第7位 石川代表
「醤蔵アイス」
いわゆる醤油味のアイスです。たくさんは食べられないけど、そんなにイヤじゃないかも。
第6位 青森代表
「ドラキュラ
にんにくアイス」
無臭にんにくを使っているせいか、にんにくの香りはほとんどありません。いや、むしろ美味しいです。「うなぎパイ」よりは効きそうな。
第5位 静岡代表
「本生わさびアイス」
わさびのツーンとくる感じは、甘さの邪魔にはなりません。ミント味と似たようなものです。これはマル。
第4位 広島代表
「伯方の塩・ドルチェ」
リキュールのブルーキュラソー によって、色は淡いブルー。すごく甘くて、すごくしょっぱい。粘り気が強く、トルコアイスみたい。
第3位 秋田代表
「比内地鶏たまごアイス」
比内地鶏は、一生のうちに20個しかタマゴを産まないんだそうです。これは、美味しいに決まってます。
第2位 大分代表
「湯布院豆腐アイス」
国産大豆だけで作った絹ごし豆腐と、生クリームのかわりに植物性クリームを使ったアイス。相性はバツグンです。
第1位 北海道代表
「大正ミソノアイス」
小樽生まれのレトロな味わい。ちゃんとしてます。安心できます。美味しいです。
  すっぴんで勝負できるのは、素材がいいから。
逆にいえば、素材がいい人は、余計なことするなってことでした。
次回開催は、未定です。
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第109話 「さいこうですか?」〜菜香新館
2008/7/15



中華街でゆっくりオシャレなランチを楽しみたいというときに、ベストだと思 うのが、上海路にある『菜香新館』5Fの平日限定「清芳午餐」(清芳ラン チ)です。

ここは、懐石料理を思わせるような、いろんなものが少しずつ食べられるお弁 当形式が、嬉しいです。季節に合わせて、メニューが決まっているようで、こ の夏は以下のとおり。
     ミニフカヒレ
     アナゴのブラックビーンズ蒸し
     キスの山椒ソースかけ 
     茶碗蒸し
     貝柱と季節野菜の炒め
     泉州水ナス
     釜焼き特製チャーシュー
     大エビのチリソース
     菜香特製はるまき
     菜香特製蒸し点心
     ミニ冬瓜の飯蒸し、蟹あんかけ
これに、デザートと中国茶がついて2,000円。
薄めの味付けで、とってもお上品でございました。

あえてイチャモンをつけるならば、大勢いる店員が物静かすぎて、料理につい て何の説明もしてくれないこと。聞けば、答えるんだけど、な〜んにも考えて ないのでは…。
このお店の消極的な接客姿勢はまた、長居を許すゆるさにも繋がっており、ウ ラハラです。各テーブルにお湯の入ったポットが置いてあり、中国茶は何杯も お代わりができるのが、有閑マダム的。これはこれで、いいんでないか?

オススメ度★★★★


『菜香新館』 横浜市中区山下町192(上海路)045-664-3155

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第108話 「特製冷やし中華」〜珠江飯店
2008/7/11



中国の人たちは、身体が冷えるのはよくないとの漢方的発想で、サラダみたいな メニューがほとんどありませんが、その中でしっかりお店の味として個性を 訴えているのが冷やし中華です。夏は、温かいソバは食べたくありませんからね。

タレには、しょう油派とみそ派があります。
私は、鶏肉と相性のいいみそダレ派です。
本当は、冬でも食べたい。とまで思い入れの強い一品です。


今回、ご紹介するのは、中華街大通りの中央にお店を構える『珠江飯店』です。
ランチは、800円のものが三品。
   Aセット タン麺+半チャーハン+デザート
   Bセット もやしカタ焼きそば+半チャーハン+デザート
   Cセット トンポーロー丼+エビワンタン+デザート
いい感じでしょう。これで800円均一。
ただし、残念なことに、メニューの写真が全体にくすんでおり、明るさがあり ません。マズそう!
ファミレスなんかでは、メニューに特別力を入れており、まるでお見合い写真 のように、実力×3で写っているから、たくさん注文したくなります。
だけど、これじゃ…。
週替わりのようではありますが、ちょっと覗いてみてください。
    →http://shukoh-hanten.com/index.php?page=001_0403

結局、ちょっぴり高めの特製冷やし中華(1200円)を注文いたしました。
しかし、これが大正解。
具はエビ、クラゲ、錦糸玉子、トマト、鶏のささみ、チャーシュー、きゅうり と彩りよく、涼味も満点です。
これらの下ごしらえが丁寧で、芝エビのぷりぷり感とクラゲの何とも言えない 食感が堪りませんでした。
タレは、ゴマベースでマヨネーズが隠し味に。薄味ながらコクもあるという優 れものでございます。

いやぁ、これはいいです。オススメ!!

オススメ度 ★★★★


『珠江飯店』 横浜市中区山下町164(中華街大通り) TEL:045-681-4136

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第107話 「感想戦」〜許厨房
2008/6/11


将棋で強くなる人は、たくさんの実戦を重ねる人ではありません。
独自のスゴい戦法を編み出す天才でなければ、勉強ができる記憶力バツグンの人 でもない。
ステップアップするためには、自分の頭の中の考える領域を拡げていくことが必 要だからです。考え方を変える、大きく捉えられるようにする。

そのために最も有効なのは、勝負が終わったあとに対局者同士で行う“振返り” です。

   「このとき私はこう指しましたが、こうだったらどうします?」
      「その場合、私はこうやろうと考えていました」
   「あっ、そうか。なるほど…」

という調子。これを「感想戦」といいます。
感想戦を行うことで、自分が考えもしなかったようなことを相手から学びます。
そうすることで、次に同じような場面に遭遇したときに、別の考え方ができるよ うなるのです。これが大きい。

将棋に限らず、「感想戦」の習慣を持てるようになると、いろんなものの真理が 見つけやすくなります。
「感想戦」の効果は、同じ失敗を繰り返さないというのはもちろんのこと、他人 からなかなか引き出せないフィードバックのことばをもらえるからであります。

だから、これに目を向けるのは、人を喜ばせる仕事に従事する者にとって大切な 資質となります。放っておいても、何も変わりません。仕事というのは、どうす ればもっと良くなるのか、の繰り返しだということです。


香港路に4月にオープンしたオーナー師父の店『許厨房』で、ランチ“天津丼+ 水餃子”(840円)を頼みました。
料理を待っている間、カベに貼ってあるメニュー「三杯鶏」の写真を見ながら 「ナンだろうね、これ」と喋っていると、隣りに座っていた中国人らしきオバチ ャン二人組が、「それ、美味しいのよぉ」と。

そんな風に言われちゃったら、頼むしかありません。
15分くらいかかるそうですが、それくらいなら待てますと。


たっぷり目のランチに加え、しばらくしてアツアツの「三杯鶏」(1,800円)が 運ばれてきました。土鍋に入った若鶏の特製ピリ辛煮込み、それをお店の人が、 目の前でかき混ぜます。石焼ビビンバみたいな感じ。シズル感というのでしょう か、こういうジュージューした音を聞かせるのも売りになりますね。それだけで、 美味しそう。ニンニクとショウガをたっぷり使い、醤油味ベースで煮込まれてい るので、食欲が増します。ビールにピッタリ。


だけど、ランチには…、クドいです。味付けも辛い。鶏の骨が面倒で、箸が止まっ てしまいます。こういう料理は、ゆっくりたいらげるべきもの。ましてや、天津丼 もあったし。少し残った料理は、持ち帰らせてくれとお願いしました。


我々の食事が終わるころを見計らって、おそらくオーナーシェフであろう許さん が、厨房から出てきました。そして、聞きます。

   「いかがでしたか?」

私が求めている飲食店は、こういうコックさんがいるところです。
お客様に興味を持っているお店。
お客様がどう思っているかを知りたがっている限り、お店は進化し続けます。
残った料理を面倒くさがらずに包んでくれるお店も。

今度は、夜にゆっくり時間をかけてお邪魔します

オススメ度 >>> ★★★★


『オーナー師父の店「許厨房」』
横浜市中区山下町138(香港路)  tel:045-633-3178

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第106話 「ゆる〜いカフェ」〜ZAIM CAFE
2008/4/16


ランチの誠意は、スープ類に表れます。
テキトーなところは、ぬるい!
お茶じゃないんだから!!
でも、ぬるい味噌汁。ワカメがだらしなく寄りかかっていたりして。

市役所や大学の食堂は、間違いなくそんな感じです。
たくさん作るため、グツグツ煮込んじゃうと、だんだん味が濃くなってしまう。
だから、超弱火で。
安いんだから、いいだろうと。

いや、むしろ、ランチをやっているほとんどのお店がそうかも。
私は飲まないことが多いです。とくに、味噌汁。


スタジアムから垂直に走るイチョウ並木の大通りに『ZAIMU(ザイム)』とい うカフェがあります。
もともとは、財務局があったんだそうで、その造り(外観)を壊さずに現在に 至るといった風の不思議な風情です。
昼時は、ランチをやってますが、全体的に味付けが濃く、味噌汁はぬるく、と てもぬるく、はっきり言って何を食べてもあまり美味しくありません。



しかし、しか〜し、

それ以外は完璧です。
こんなに居心地のいいお店はない。


『ZAIM』のいいところは、店員が売上げに興味なさそうなところ(ちなみにラ ンチはドリンク付きで750円から)。どうしてそう思うかというと、お客さん に干渉しないからです。
愛想はいいんですよ。でも、「食ったらとっとと出ていきやがれ」みたいな光 線はナシ。「どうぞ、テキトーに」が店全体で表現されているのです。

これを演出しているのが、粗大ゴミから拾ってきたみたいな不揃いのイスや テーブル。並べ方もテキトーです。
そして、天井が高い。
明かりとりの窓が多く、中庭にいるような感じ。
アジアというか、ニューヨークというか…創作意欲がかきたてられます。

なので、私にとっての書斎代わり。あまり、混雑しない(知られていない)の もマルです。

いいですか、食べ物は美味しくありません。

だけども、居心地度500点。超オススメなのであります。

オススメ度 >>> ★★★★


「ZAIM CAFE」 神奈川県横浜市中区日本大通34  tel:045-222-7030
URL : http://www.zaimcafe,com/

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第105話 「ごはんで一杯」〜慎
2008/3/12


日本人の主食はコメではあるが、どうもそのへんにこだわりのない人が多い気 がします。古米や古古米に慣らされたというか、主役のおかずは問題視するけ ど、助演の男優は誰でもいいみたいな…。この業界(?)の評価は、あくまで も何膳食べられるかという“量”であって、“質”のことまで言及されない歴 史があったように思います。

でもそれは、若いころの話。
歳を重ねて、たくさん食べられなくなれば、よりよいものをと考えるようにな ります。“ひとめぼれ”がどうだとか、炊飯器はこっちのほうがいいとか言い 出したのは、最近なのかもしれませんね。それだけ豊かになったのと、高齢化 が進んだということです。

さて、関内・馬車道に『土鍋ごはんと旨い酒・おかず割烹「慎」』というお店 があります。すごいでしょう?店の名前は短いけれど、前にくっついているキ ャッチが土曜ワイド劇場みたいになってます。

ここの“売り”は、もちろんごはん。炊き上げるときに使用している水にまで、 こだわっているんだそうですが、土鍋で炊いて少しおこげがあるごはんは、ふ っくらつやつや、風味もよく、もう堪りません。

ランチの焼魚定食1,000円は、オフィス街のこのあたりの相場からすると、2 割増という感じですが、たまの贅沢にはいいんじゃないでしょうか? ごはんの美味しさが堪能できることを保障いたします。

ちなみに夜は、デザイナーズレストランといった感じで雰囲気よく、日本酒も 揃っています。なめこの味噌汁もマル。

オススメ度 >>> ★★★

「慎」横浜市中区相生町4−65ポラリス1F  tel045-315-3223

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第104話 「野菜の万国博覧会やぁ〜」〜カレーハウスキッチン
2008/2/21


江戸幕府が鎖国を解いた経緯より、たいていの洋物は、横浜から入ってきた歴 史があります。鉄道、ガス灯、水道、クリーニング、西洋理髪店、ガソリンス タンド、ホテル、テニス…食べ物でいえば、ビール、アイスクリーム、サラダ …そしてカレーライス。いろいろなものの発祥の地になっております。

中田横浜市長は、中でも“カレーライス”がお気に入りで、市民との対話集会 を「カレーミーティング」として継続的に行ったり、観光プロモーション事業 の一環として「ハマカレープロジェクト」というものを立ち上げたりしていま す。

このプロジェクトから“ハマカレー”の100店に認定されたのが、伊勢佐木 町・有隣堂の裏手にある『カレーハウスキッチン』です。

カウンター形式の店内は、大勢で行くには不向き。カレーって、そういう食べ物かも。
この店の一番人気は“野菜カレー”です。 何と言っても、具の種類が圧倒的で、笑えます。

確認できたのは、パプリカ、ピーマン、ズッキーニ、ニンジン、ジャガイモ、 サヤエンドウ、インゲン、オクラ、ししとう、アスパラ、ゴボウ、タケノコ、 レンコン、サツマイモ、カボチャ、ブロッコリー、カリフラワー、ナス、シイ タケ、ホンシメジ、エリンギ、ヤングコーン、エダマメ、ソラマメ、大豆、ギ ンナン、水菜、山芋、うずら卵、プチトマト、カブ、かいわれ、キュウリ、ほ うれん草、カシューナッツ…。
クワイも天ぷらの形で参加してました。

お店の話では、50〜60種類とのこと。日によって少しずつ変わるので、店の人 も正確な数字はよく分からないみたいです。
これをヘルシーと言わずして、何と言いましょう。すごい。

ちなみに、カレーのルーの存在は薄く、野菜煮込みカレー風味といったメニ ューだと思ってください。カレーとして期待しちゃダメ。

野菜不足を感じたときに、是非行きたいお店であります。

オススメ度 >>> ★★★

「カレーハウスキッチン」横浜市中区末広町2-5-1  tel045-261-5652

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第103話  「化学調味料不使用店」〜一楽 
2008/2/11


最近、『三日でやせる!キャベツダイエット』という本を買いました。
やり方は簡単で、食前にザク切りのキャベツを生のまま、六分の一ずつ食べるというものです。二日で止めました。無理。
飽きるし、つまらないからです。

よく、トンカツ屋さんでキャベツお代わり自由というお店がありますが、そんなに食べられるものではありません。生の場合。

和食では、ほとんど無視された存在のキャベツですが、火を通すと俄然、実力を発揮します。
「ロールキャベツ」「野菜炒め」そして「回鍋肉(ホイコーロー)」です。

今回は、中華街大通りから『一楽』を。

このお店“化学調味料不使用”を公言している中華街で数少ない店のひとつなんだそうです。
ランチメニューから「回鍋肉」(630円)を注文しました。
豆板醤が控えめで調理されており、あっさりしています。辛さ控えめの「回鍋肉」。
やはり、薄味のほうが料理の旨みがよく分かるような気がします。
美味しいし、なんといっても値段がリーズナブルです。

同時に注文した「麻婆豆腐」(1050円)は今イチでした。
「マーボー」は、専門店の『辣』(第6話参照)と比較してしまうと、どこもかないません。採点が厳しくなってしまいます。

オススメ度 >>> ★★★

「一楽」横浜市中区山下町150(中華街大通り)  tel045-662-6396

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第102話 「薬膳青菜ソバ」〜米素多奈粥
2008/2/5


餃子に農薬が混ざっていたという話が出てくると、「やっぱり中国製は…」となってしまうけど、 それと中華街の食事は関係ありません。今回の事件は、意図的なものを感じますし、徹底的に捜査をしてもらいたいところです。
それはそれとして、中華料理で気になるのは、化学調味料の存在です。

もちろん、ほかの料理にも見られますが、中華ではとくに多用される傾向が強く、 来店するなり「化学調味料を入れないでください」という人もいるようです。 確かに、中華具材のお店を回ると、これはちょっとと思われるような怪しげなものもあり、ほどほどにしなければと考えてしまうことがあります。

だから、味付けが濃すぎるものは、避けるようにしています。
食べ終わったあとに、やたらに喉が渇くような料理もノーと。
ここのコーナーでは、薄味のお店の評価が高くなっているのは、そのせいです。


さて、今回のご紹介は、広東道にひっそりと佇む『米素多奈粥』で、ミスターネイビーと読みます。中国にはカタカナがないので、 外来語表記は一つひとつが当て字になるとのこと。「誰が決めるの?」と中国人に聞いたら「新聞社?…分からない?」と言っていました。 ヒラリーとかオバマとか固有名詞は続々と出てくるので、油断してると誰のことか分からなくなっちゃいますね。不思議な話です。

メニューの中から、「薬膳青菜ソバ」(800円)を注文。

お店のママさんから「体調はいかがですか?」と質問されたので、「最近、寝つきが悪くて困っています」と答えると、 そういう時に良いスープを配合して調理してくれました。

さて、お味は?
ビックリするほどさっぱりしています。すこ〜し、苦味がありますが、それはそれで心地よい苦さ。 なんだか効きそうな気がします。せっかくなので、スープは全部飲み干しました。食べ終わっても、喉が渇きません。いい感じ。

中華街の雰囲気を味わいたい方には、おススメできませんが、近くにお勤めの方、お住まいの方は是非どうぞ。 「ニラ炒飯」(600円)も美味しいですよ。中華街のお店では珍しく、とってもいいお米を使っているのが分かります。

オススメ度 >>> ★★★★


「米素多奈粥」横浜市中区山下町152(広東道)  tel:045-664-1903
URL : http://www6.cds.ne.jp/~car/mr_navy/index.html

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第101話 「チャーハンの達人」〜海源楼
2008/1/30


テレビ局が制作費を安く抑えるには、旅番組かグルメ番組だというのを「田舎に 泊まろう」とか「元祖!でぶや」を通じて証明したのがテレビ東京です。「出没! アド街ック天国」もこの手のバラエティのさきがけですね。そして、「テレビチャ ンピオン」の「○○選手権」シリーズ。
とくに食べ物を扱えば、取材スタッフにも余禄があり、好評でありましょう。
そういうの、何回か立会いましたが、事前の打合せが必ずありますから。

しかしながら、他局が取り上げるようになると、新奇性がなくなります。
次に、正攻法で美味しさを伝えるにも限度がある。彦摩呂独特の言い回しだって、 半年ぐらいしか持ちませんでした。
かくして、グルメ番組は、第三ステージのボリュームに辿りついたのであります。 それも、ジャイアント白田じゃダメで、ギャル曽根みたいな痩せてるちっちゃな 女の子で。
だけど、バケツ一杯のカレーをだらだら美味そうに食ってるなんて、そんなのど うかしてます。まぁ、見るほうも見るほうですけどね。
今後、グルメ番組がどのように進化(?)していくのか、注目です。

さて、今回ご紹介するのは、中華街大通りにこじんまりしたお店を構える『海源 楼』です。周辺に『牌珍楼』や『同發』など大型店が林立しているので、見逃さ れがちな小ささですが、なかなかどうして…。

私は、昼食には事務所の子と二人で行くことが多いです。
その場合、オーダーは二種類とって、シェアします。
この日は、オーソドックスに五目チャーハンと五目やきそばを頼みました。
チャーハンにくっついている中華スープは、注文が一人前なので一つだけなのが 普通だと思うけど、この店では二つ出てきます。気持ちの問題。ジャスミン茶の つぎ足されるタイミングといい、気配りのいいお店です。

そして、オススメなのは、五目チャーハン。レタス入り炒飯の上に薄い衣で揚げ たエビが乗っています。食感がいいのと、塩加減が絶妙。お米のパラパラ感もグッ ドです。
匠の技を感じました。最新の中華街チャーハンランキング、私の中で第1位です。

オススメ度 >>> ★★★★

「海源楼」横浜市中区山下町149 (中華街大通り)  tel:045-641-1315

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